令和5年3月2日(木)2校時
「目の見えない私が真っ白な世界で見つけたこと」と題して、全児童に講話をしていただきました。
傍らには盲導犬のヴィヴィッドがのんびりと寝ている中、軽快に子どもたちと会話のキャッチボールを楽しんでいたじゅんじゅん(純子さん)でした。
盲導犬には、人と同じように飛行機やバスに乗れること、ホテルや飲食店にも入ることができるなど、国の認定を受けていることを丁寧に説明していました。また、注意点として、①盲導犬に話しかけない ②触らない ③食べ物を与えない ④目を合わさない という4つの約束を子どもたちと交わしていました。盲導犬の訓練には、人間関係づくりのために深い愛情をかけていること、話す言葉は英語に限ることなど、その他にもたくさん訓練について教えていただきました。
後半には、ヴィヴィッドと一緒に子どもたちの並んでいる合間をスムーズに歩行する姿やリンゴの皮むきを手際よく見せてくれたりしました。
目が見えなくなったことで八島小の皆さんと出会えたこと、このようにいろんなところに行ってお話ができるのも、目が見えなくなったことをポジティブに受け入れてお話しされている姿がとても印象的でした。
最後に児童を代表して6年生の崎原さんが「目が見えなくても前向きに進んでいることがすごい」と感想と感謝を込めてお礼の言葉を述べていました。