令和5年2月16日(木)3・4校時
石垣市社会福祉協議会から5名の方が、4学年を対象に、聴覚障害者の手話や
車イス介助について講話や体験をとおして学習活動を実施してくれました。
手話体験では、職員のレクチャーを受けて、飛行機の飛ぶ様子やパトカーのサイレン音を表現する動作などを教えてもらいながら、子どもたち同士で表現し合い学び合っていました。日頃子どもたちは、緊急事態が発生したときには、よく先生の話を聞き、また、しっかり放送を聞いて行動するように避難訓練をしていますが、聴覚障害者にとっては、放送が聞き取れないこと、何が起こっているのか分からないこと等、周囲の人の手助けが必要であることも学習することができました。
車イス体験では、
5台の車イスを準備していただき、子どもたち自身が実際に乗り、段差のある通路や給食室側のスロープを使っての乗降体験をさせてもらいました。「押して介助するのも大変だけれど、自分自身で真っ直ぐ進んだり方向転換することも難しい」との子どもの感想がありました。
社会福祉協議会の皆様、普段学校の学習活動では体験できない学習プログラムを準備・実施してくださり誠にありがとうございました。