【題名：南極のペンギン　著：高倉健　画：唐仁原教久】

　高倉健さんが描く「沖縄の運動会」は、石垣島の小さな小中学校で行われる運動会を舞台にした心温まる物語です。物語は、健さんが沖縄でのロケ中に偶然出会った運動会の楽しさと、滞在中に見た美しい夜空に感動するところから始まります。

 　健さんは、運動会の様子や地域の人々の温かさに触れ、感銘を受けます。健さんはこの小中学校に望遠鏡をプレゼントし、再び訪れた際には、学校の校庭や教室、廊下の美しさ、人々の素晴らしい人間関係に再び感動します。

 

物語の最後には、健が「望遠鏡を送ったことを少し後悔した」と感じる場面が描かれています。それは、人工的なものを通して見るのではなく、自分の目で自然の美しさを感じることの大切さを再認識したからだと思います。

・富野小中学校で行われている「高倉健さんを偲ぶ旬間」の様子ＮＨＫで放送されまし　た。↓をクリックしてください。
石垣市の小中学校で生前に交流があった高倉健さんをしのぶ｜NHK 沖縄県のニュース

　　高倉健さんの愛した食卓　石垣島の平実檸檬（ヒラミレモン）も紹介されています。
　　高倉健さんの愛した食卓①.pdf

　　高倉健さんの愛した食卓②.pdf

・富野小中学校では、高倉健さんが富野小中学校の児童生徒、保護者、教職員、地域の方々と一体となった運動会と学校の美しさに感動したところから交流がスタートしています。今年、高倉健さんの１０回忌になります。本校での高倉健さんとの交流について紹介していきます。