この度、崎枝小中学校に校長として赴任いたしました下地和美と申します。

やらぶ岳を背に前方には於茂登岳とバンナ岳、眼下には名蔵湾と崎枝湾、竹富町の
島々が一望できる風光明媚な自然環境の地、そして繁盛節・とまた節の発祥の文化の
地、この崎枝に二度目の赴任となりました。

私は、ちょうど小学校が５０周年の頃に勤務しておりました。それ以来約２０年ぶ
りです。

時が過ぎ、集落に新しい家が並んだり、変わったこともありますが、変わらない風
景、変わらない校舎、生き物たち、そして何より、純粋で心優しい子供達の笑顔は変
らずです。

さて、本校は１９５１年に「川平小学校崎枝分校」として創立されました。その
後、１９６１年に中学校が併設され、１９７２年の本土復帰を機に「石垣市立崎枝小
中学校」となりました。今年度は、小学校７２周年、中学校６２周年を迎えます。

歴代校長の築いた本校の伝統や良さを引き継ぎながら、「明るく　かしこく　たく
ましく」を校訓に、新しい時代を担う子供達が自信と誇りを持って、社会に羽ばたけ
るよう義務教育の９年間でその礎づくりをしていきます。

本校は、小中併置校であり、小中一貫教育が可能な特色ある学習環境にあります。
このような環境の中、小中の教職員が常に連携し、共通理解・協働実践のもと、個々
の良さを伸ばし一人一人が輝ける学校経営に努めたいと思います。

「通いたくなる学校　学びたくなる授業　帰りたくなる家庭　誇れる地域」を目指
し、地域の宝、未来の宝、まいふなー崎枝っ子のために職員一同一丸となって尽力す
る所存ですので、ご支援・ご協力の程をどうぞよろしくお願いいたします。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　令和５年４月　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第２５代校長　下地和美