ご 挨 拶
第49代の川平小中学校の校長として、4月1日に着任しました大濵用四郎です。今年で小学校135年、中学校76年になる歴史と伝統のある川平校で勤務でき、嬉しさと同時に、比嘉正樹前校長先生が取り組まれたすばらしい学校経営を引き継ぐにあたり、大変身が引き締まる思いであります。
さて、川平校は「未来を拓く 心豊かで自立した児童生徒の育成」を学校教育目標に掲げています。その目標実現に向けた取組として、昨年度は小中併置校の長所を生かした学力向上推進の取り組みや「ICTを活用した授業作り」をテーマとした校内研修の充実、自己肯定感を育む教育活動、稲作体験やサンゴ学習、石垣島の環境問題を考える環境学習などの特色ある活動を行ってきました。その成果は、各種学習状況調査では県平均を超え、質問紙調査においても肯定的な回答が多いこと、科学の甲子園ジュニアの県大会出場や、地区夏季総体ではソフトテニスの男子団体優勝、駅伝大会では男女アベックで県大会出場、県中文祭では川平満慶太鼓を演舞し全国大会派遣が決まるなど、学習面、運動面、文化面ですばらしい活躍となって表れました。また、子供たちが八重山を代表する活躍ができた陰では、職員はもちろん、川平校の保護者の皆様や川平地域の方々、「川平っ子」を応援してくれる関係者の献身的なご支援とご協力があったからこそだと思います。子供たち一人一人に関わって下さったすべての皆様に対し、学校を代表し、衷心より感謝いたします。
このように、子供たちの教育活動を地域全体で育んでいる川平地区の学習環境の中で勤務できる喜びを感じながら、私たち職員は「チーム川平」となり、保護者の皆様や地域の方々と連携し、令和7年度も「すべては子供たちのために」取り組んで参ります。引き続き、関係者の皆様には本校学校教育活動へのご理解とご支援、並びにご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
石垣市立川平小中学校
校長 大濵 用四郎