スマホなどの情報手段の特性を理解し、情報モラルの大切さや情報モラルに反する情報に対し、基本的な対応の仕方を身に付けてほしいとのねらいのもと、本日4校時に全校生徒を対象に「情報モラル教室」を体育館で行いました。
講師に、ネットいじめ・デジタル依存教育のスペシャリストである「高宮城 修氏」をお招きしてご講演をいただきました。高宮城氏は「スマホと上手につきあうこと」を柱に次のような内容を、生徒へ分かりやすく歯切れのよいテンポで語っていただきました。あっという間に時間が過ぎましたが、どれも印象深く、これからのスマホ活用、活用時間等に大変役立つ内容でした。
主な内容
・サイバー犯罪の法律(児童ポルノ禁止法等)
・逮捕事案の具体的説明
・交際相手との写真・動画でのトラブル
防止策としての「友の和・ともわ」のススメ
と…撮らない・撮らせない、も…持たない・保存しない、わ…渡さない、送らない
・自分の都合で相手の痛みを考えない自覚のなネットいじめの実態
・ネットを信用するな、ネットで注意はできない(
「かもよ」の伝え方) ・逆に、感謝やお礼の言葉は、ネットでも通じる(ネットではやわらかい言葉で伝える)
・正体がバレない「匿名性」のウソ(IPアドレスで特定できること)
・脳のお話(前頭前野、ドーパミン)
・光の電磁波のお話
・スマホ・ゲーム依存症(障害)のお話
・脳がつかれているときや調子が悪いときはスマホ等をいじらない
・寝る1時間前には使用をやめる(30分前は暗記力が高まるなど)
・脳を休ませる日や時間を決める
・夢や目標を持ち、使用時間を管理し、スマホと上手につきあってほしい
講演後は、生徒を代表して、生徒活委員長の上地結菜さんが「私たちはSNSを多く使う世代なので、相手を傷つけないように、犯罪につながる可能性に気を付けてスマホを使う責任を自覚して行動していきたい。」と
感想とお礼を伝えました。
高宮城様、貴重なご講演ありがとうございました。
ご家庭でも、本日のご講演の内容とともに、スマホ利用について語り合ってみてはいかがでしょうか?