(1) 基本目標
「心身共に健やかで、明るく、かしこく、意志の強い、しっかりした明石っ子」
あ・・・・・明るい
か・・・・・かしこい
い・・・・・意志の強し
し・・・・・しっかいした明石っ子
(2) 教育目標
進んで学ぶ子【 知 力 】 ねばり強い子【 意志力 】 元 気 な 子【 体 力 】
| } | 【 三つの力 】 | } | 三力一心 |
思いやりのある子【 心 情 】
| ー | 【 一つの心 】 |
(3) 教育目標具現化の行動目標教育目標 | 行動目標(児童の行動目標) |
○ 進んで学ぶ子 | ◎ 自ら進んで学習に取り組み、基礎学力をきちんと身につける子 ◎ めあてをしっかりもち、計画的に自ら解決しようと努力する子 ◎ 自ら創造し、筋道を立ててものごとを深く考え発表する子 |
○ ねばり強い子 | ◎ 常に自分を見つめ、困難に屈せず、ねばり強くやり抜く子 ◎ 積極的に課題に取り組み、最後まで責任を果たす子 ◎ 目標を持って何事にも意欲的に挑戦する根性のある子 |
○ 元気な子 | ◎ 生命の尊さを理解し、健康・安全に気をつけ、向上心のある子 ◎ 普段から身体をきたえ、体力の維持管理に努める子 ◎ きまりを守り、礼儀正しくあいさつができる子 |
○ 思いやりのある子 | ◎ 自他ともに大切にし、思いやりのある心をもって進んで実践する子 ◎ 相手の気持ちや立場を考え、協力し助け合うことのできる子 ◎ 郷土の自然や文化を愛し、美しいものに感動する心の持てる子 |
2 教育像
(1) めざす児童像
- 思いやりの心を持ち進んで実践する子
- 進んで学習し基礎学力を身につける子
- 常にめあてを持って実現に努める子
- 生命の尊さを理解し健康・安全に気をつける子
(2) めざす学校像
- 一人ひとりを大切にし伸ばす学校
- 自ら考えやり抜く子を育てる学校
- 明るいあいさつがかわされる学校
- 地域に根ざし開かれた学校
(3) めざす教師像- 心身共に健康で人間性豊かで使命感に徹した教師
- 子どもに愛情を注ぎやる気をおこさせる教師
- 日々の授業を大切にし指導力のある教師
- 父母や子どもから信頼される教師
(4) めざす保護者像
- 子どもを慈しみ子どもと共に歩み手本になれる保護者
- なんでも話し合える家庭の雰囲気作りにつとめる保護者
- 子どもに夢を持たせ子育てに一貫している保護者
- 学校や地域の連携して教育に当たる保護者
3 経営方針
(1) 基本方針- 本校の教育は、教育関係法令、県教育委員会及び本市の教育主要施策や学校教育の努力点等を踏まえ、人間尊重の精神に基づき、一人ひとりの子どもを大切にし、社会の変化に主体的に対応できる心豊かにたくましく生きる児童の育成をめざす。
- 家庭・地域社会及び関係機関との連携を図り、児童が自ら学び続ける意欲と実践力を育成するとともに、郷土の自然・文化を愛する心を培い、変化の激しい社会の中にあっても自己の能力の発揮できる児童の育成をめざす。
(2) 具体方針- 全職員の共通理解と全員参加の学校経営体制を確立して教育目標の具現化に努める。
- 基礎・基本の確実な定着を図るため、適切な教育課程を編成してその完全実施に努める。
- 校内研修を計画的に実施し、指導力、実践力など教師の資質の向上に努める。
- 生命や人権の尊重など豊かな人間性を育む人権教育の推進に努める。
- 平和を愛し、社会情勢の変動、国際社会に目を向けた教育を行う。
- 学習環境の整備を図るとともに健康で安全な生活を実践する能力や態度の育成に努める。
- 保護者や地域社会と連携した教育活動を展開し、開かれた学校づくりに努める。
4 重点目標
(1) 意欲を持ち自ら進んで学ぶ子の育成
- 基礎学力の確実な定着をはかる
- 「分かる授業」「参加する授業」の工夫・改善に努める。
- 学び方を身につけ、自ら進んで学習する習慣を養う。
(2) 素直で思いやりのある子の育成
- 基本的な生活習慣の育成を図る。
- 一人ひとりの児童をよく理解し、個を生かした指導の育成に努める。
- 自然や美しいものに感動する子の育成に努める。
(3) ねばり強く最後までやり抜く子の育成
- ねばり強い心とたくましい身体の育成に努める。
- 規則正しい生活習慣を身につける。
5 指導の重点
(1) 学習指導の重点
【 各教科 】- 児童の実態に応じたきめ細かい指導で基礎的・基本的事項の確実な定着に努める。
- コミュニケーション能力とコンピュータ操作・活用能力の育成を各教科等の年間指導計画に位置づけ、指導の充実を図る。
- 「分かる授業」「参加する授業」「個に応じた指導」に努める。
- 読書活動、学校図書館の利用指導の充実に努める。
- 少人数・複式学級における授業の工夫・改善に努める。
【 道徳教育 】
- 基本的な生活習慣の形成に努めるとともに、資料の開発や地域人材の活用等を図り、道徳性を培う豊かな体験活動に努める。
- 道徳教育資料「守礼」や「心のノート」等の活用を通して、道徳の時間の指導の充実を図る。
- 児童の内面的な自覚を促す指導方法を工夫し、心の教育の充実を図る。
- 家庭・地域社会との緊密な連携を通してよく生きようとする子どもを奨励する。
【 特別活動 】- 教師と児童が一体となって活動し、望ましい人間関係確立を図る。
- 自主的・積極的な児童会活動や委員会活動の充実を図る。
- 異年齢集団のよさを生かした自主的な活動の育成に努める。
- 地域でのボランティア活動、社会奉仕体験活動をする。
- 国歌、国旗の指導に充実を図り、日本人としての自覚や愛国心を育てる。
【 総合的な学習の時間 】- 趣旨やねらいに基づき、全体計画を見直し、意図的・計画的に年間指導計画を立てて学習の改善を図る。
- 地域素材の開発と人材を活用した体験活動や問題解決的な学習活動の充実に努める。
- 児童に身に付けさせる資質や能力を明確にした評価規準を設定し、個の指導・支援に生かせるよう工 夫するなど、評価の充実に努める。
- 調査・見学、体験等の活動における児童の安全確保に努める。
(2) 生徒指導
- 全職員の共通理解による生徒指導・教育相談体制を確立し、指導の一貫を図る。
- 一人ひとりの児童理解に基づく生徒指導の充実を図る。
- 学級経営の充実に努め、好ましい人間関係づくりや基本的な生活習慣の形成に努める。
- 共感的な人間関係を育成し、子どもの自己存在感を高めるようにする。
- 北部の学校間の連携及び学校と家庭・地域社会、関係機関・団体との連携による生徒指導の充実に努める。
(3) たくましい心と体を育む教育- 運動に親しみ基礎体力の向上を図る。
- 自ら進んで健康で安全な生活ができる能力や態度を育成するために、保健指導・健康教育の充実を図る。
- 安全点検、交通安全教室、避難訓練等を実施し、快適な学校生活ができるように努める。
- 食に関する指導の充実に努める。
- 学校保健委員会の活動を強化し、保健指導や給食指導の充実を図る。
- 「性・エイズに関する教育」や「薬物乱用防止教育」の指導の充実を図る。
(4) 進路指導の充実
- 児童の発達段階に応じた全体計画や年間指導計画を作成する。
- 児童一人ひとりの夢と希望を育む進路の学習の充実を図る。
- 豊かな体験活動や保護者・地域の大人のキャリア体験の機会の充実に努める。
- 進路指導に関する資料や進路指導の基本方針を積極的に活用する。
(5) 環境教育の充実- 学校の教育活動全体を通じて「環境に親しむ活動」「環境の仕組みを学ぶ活動」「環境を保全・創造する活動」の3つの視点を踏まえて指導計画を作成し、総合的。継続的に学習を展開する。
- 自然観察やボランティア活動等への参加を促し、家庭・地域社会との連携を図る。
- 地域の環境や環境問題を把握し、地域素材の教材化を図るとともに、地域の人材や社会教育施設等を活用した環境教育の充実に努める。
(6) 平和・人権教育の充実
- 県教育委員会発行の「平和教育指導の手引き」を基に、学校教育全体を通じて平和教育を推進する。
- 生命の尊重、個人の尊厳、思いやりの心、寛容な心、国際理解、人類愛などを内容として指導計画に位置づけて児童の充実に努める。
- 人権教育の全体計画を基に児童、教職員が共に人権意識を高める「人権を考える日(=ともだちの日)」の取り組みを充実させる。
(7) 情報教育の充実
- コンピュータを活用した学習指導の充実に努めるとともに、児童が情報を適切に収集・活用できる能力の育成に努める。
- 情報教育の全体構想及び年間指導計画を基に、情報教育の充実に努める。
- 地域の環境や環境問題を把握し、地域素材の教材化を図るとともに、地域の人材や社会教育施設等を活用した環境教育の充実に努める。
(8) 国際理解教育・外国語教育の推進
- ALTや人材バンク等の事業を積極的に活用し、児童が英会話学習等に取り組んだり、外国の生活や文化等に慣れ親しむことができる体験的な学習を推進す。
- 全職員の共通理解に立った全体計画を作成し、学校の教育活動全体を通じて国際理解教育に関する研修を図り、その実践の充実に努める。
(9) 学習環境の整備- 整理整頓、清掃の徹底、花作り等潤いのある学校づくりに努める。
- 施設設備・備品の充実とその活用に努める。
- 言語環境の整備と広報活動の充実に努める。
(10) 校内研修の充実
- 学力向上対策「夢・にぬふぁぷらんⅡ」に基づいた学力向上対策推進計画を作成・充実実践に努める。
- 校内研修年間計画に基づいた研修を組織的・計画的に取り組む。
- 各種研修会への積極的な参加による研修の充実を図る。
(11) 開かれた学校づくりの推進
- 授業参観や学校行事への参加を通して家庭や地域との連携を図る。
- 学校施設の開放を図るとともに、地域人材の活用の充実に努める。
- 幼・少連携教育の推進に努める。
- 学校だより、学級通信等の発行、PTA活動の推進を図り、保護者や地域との連携に努める。
- 学校評議員制度の趣旨を踏まえた学校教育の推進を図る。
(12) 特色ある学校づくりの展開
- 交通安全教育 ‥‥‥ 交通安全子ども自転車大会への取り組み
- 環境教育 ‥‥‥‥‥ 花と緑に囲まれた学校づくりの推進
- 交流計画 ‥‥‥‥ 北海道稚内市立富磯小学校(姉妹校)との交流学習の推進
(13) へき地教育の改善・充実
①へき地の特性を生かした地域ぐるみの学校・学級経営。
- へき地の特性を考慮した創意ある教育課程の編成に努める。
- 地域や学校及び児童の実態を考慮して指導の個性化と集団化を図る。
- 少人数学級の特性を考慮し、一人ひとりの児童の学習到達目標の達成に努める。
- 複式・少人数学級及び小規模校の学校・学級経営の改善・充実を図る。
- へき地の特性を生かした自然体験学習を展開し、総合的な学習を推進する。
②複式・少人数学級における学習指導の工夫・改善と基礎学力。
- 複式・少人数学級に適した指導法を工夫し、児童一人ひとりに確かな学力を身につけさせる。
- 視聴覚教材や自作教材、図書資料の効果的な活用を図り、児童が主体的に学習できるようにする。
- 普段の授業の中でも調べ学習や発表・表現を高めるような授業を心がける。
- コンピュータや情報通信ネットワークを積極的に活用し、情報活用能力の育成に努める。
③近隣校との集合学習の強化・推進。
- 北部4校の集合学習や市街地の学校との合同学習及び姉妹校との交流学習を計画的に実施し、集団での学習の場づ くりに努める。
- 校外学習の機会を増やし、児童の自主性・社会性や表現力の育成に努める。
- 近隣校との情報交換等を通して交流・連携を深め実践研究の充実を図る。
1 本校の教育目標